2008年12月15日

親が子供の結婚に反対した時

  私の友達に恋人がいた。二人はもう3年以上付き合っていて、将来結婚することも考えていた。弟が入学試験に合格したのをお祝いするための家族パーティーの際、彼女は恋人を家に連れてきて、家族みんなに紹介しようと思った。でも、彼女の意向をお母さんに言ったとたん、はからずも激しく叱られることになった。お母さんはただ「彼が大学に言っていない」と言う理由で彼女の恋人を認めてくれない。「別れなさい」と、お母さんに言われて、今彼女はどうしようかと苦しんでいる。  昔親が子供の結婚を決めることがあったが、今は子供は自分で自由に伴りょを選ぶようになったとよく言われる。だが、実際、本当に「自由」だろうか。ベトナムでは、子供の結婚に親は大きな影響を与える。親が喜んで結婚に賛成したらいいけれど、「だめ」と言ったら、子供にとっては大変なことだ。「自由に選べる」と言われていても、親が反対したら、結局、ほとんどの場合、子供は選んだ伴りょをあきらめなければならない。
  
  では、親はどんな理由で子供の選んだ伴りょに反対するのか。よく挙げられる理由は「安定していない仕事」や「経済力が弱い」だろう。ろれは子供が結婚した後、十分な生活をしてほしいと言う親の子供への愛情から、あるいは「うちは金持ちとは言えなくても、かなりだから、相手はうちと同程度以上でなければならない」と言う古い考え方から生まれている。親達、特に女の子供を持つ親は、子供の伴りょは安定した仕事があって、経済力を持つ人であってほしいと思っている。だから、給料があまり高くない相手、家族が貧しい相手に反対する場合が多い。
 
  また、私のお母さんのように「あの人は大学に行っていない。有名な貿易大学に通っているうちの娘ほど学歴が高くない」と言うような理由もある。また「外見が良くない」、「年が合わない」なども理由としても挙げられる。
  
  親が反対したら、自分の愛情を守りたいと思う子供はもちろん、それに反応する。その時、親はいろいろな態度を取る。ある親は、「あんなやつと結婚したら、もう私達の子供じゃない」と言うほど怒る。ある親は、子供に知らない人のようにつめたい態度を取り続ける。ある親は、私の友達のお母さんのように、「お願い、あの子と別れて」と泣きながら言う。子供は「親を悲しませたくない」、「親に子供として認められなかったらどうしよう」と考えて、結局、ほとんどの場合、親についてくる。心の痛みを押して、相手をあきらめることにする。
  
  経験した親は子供の相手を子供より正しく評価できる。いい人か、良くない人か、性格に問題があるかなどを評価できる。子供がいい相手を選べるように、良くない相手に反対するのはいい。でも、相手はいい人だが、「給料が低い」、「外見が良くない」、「うちの子供と学歴が同程度以下」、「年が合わない」と言う理由だけで、相手に反対するのはいいことだろうか。親は子供にいいことをもたらしたいと思うから反対するが、本当に子供にはそれがいいことだろうか。相手をあきらめた後、心に傷ができて、もう一度恋愛しにくくなった子供がいる。親の基準に合う相手を見つけられなくて、いつの間にか婚期を逸した子供もいる。親の反対の前で、必死で自分の愛情を守りたくて、自殺したケースさえある。そして、愛情はないが、親の期待にそって、親の基準に合う相手を結婚した人が、本当に幸せになるだろうか。相手が「金持ち」、「学歴が高い」、「外見がいい」と言う人でも、自分のことを分かってくれなかったり、関心を持ってくれなかったりしたら、幸せになれるだろうか。
  
  結婚は子供の人生の大事なことである。いい相手を見つけるように、親が意見を出すのはいい。でも、親が子供の気持ちを考えずに、自分の考え方が正しいとして、自分の基準で子供の選択に賛成したり、反対したりするのは良くないと思う。相手は親の伴りょではなく、子供の伴りょだから、親は基準なんか捨てて、子供自身に自由に選ばせた方がいいのではないだろうか。
ラベル:考え
posted by P at 18:46| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
難しい問いかけですね。
個人的な意見だけど、「子供が心配だから」という理由で全てを正当化してはいけないと思う。だから、僕はタオちゃんの意見に同意します。
でも、親の言うことは総じて正しいということも事実ですよね。親は子供より人生経験が豊富ですから。もちろん僕にはまだ子供がいませんが、この歳になると親の気持ちも理解できる気がします。だから、親の気持ちも子供も気持ちも理解できて、とても複雑な気持ちです。
う〜ん、でもやっぱり僕は自分が好きな人と結婚したいですね。例えそれが不幸の始まりになるとしても、自分の決断だから後悔はない、はずです。

NEWSのcolor借りたよー♪「永遠色の恋」が好きです☆
Posted by 高橋佳邦 at 2008年12月15日 22:47
私の知り合いの男の子も、同じような悩みを抱えていました。その人はもちろん、彼女との結婚も考えていましたが、彼女の家と自分の家の宗教が違うという理由で、親に交際を反対されたそうです。その男の子も彼女も、最初は親に反抗したそうですが、結局別れてしまいました。
私もその話を聞いたときは、「親の意見なんか無視すればいいのに!!」と思ったけれど、やっぱり自分の親だし、尊敬する人に反抗することは難しいのかもしれないですね。

宗教の場合は様々な問題があって難しいかもしれないけれど、「給料が低い」って理由で親が反対するなら「私も働くからいいの!」と反抗すると思うな。
やっぱり、好きな人と付き合いたいし、結婚したいです。

経済的理由で反対されるのも嫌ですが、もっと嫌なのは学歴で反対されることです。私は学歴で人を判断するのが、好きじゃありません。
私の友達でも、「自分より頭の良い大学に行っている人じゃないと、結婚したくない!」と言っている子がいます。だけど、大学に行っていなくてもすごい人はたくさんいるよね。私の大好きな歌手は高校中退(高校を途中でやめること)だけど、歌詞もメロディも素敵で、言うことも尊敬できることばかりです。大学だけが全てじゃないってことを、知ってほしいなと思います。

難しいですね!
自分が親になったら、また考えが変わるのかもしれません。

P.S. タオちゃんのお母さんに「お誕生日おめでとうございます」とお伝えください♪幸せな一年になりますように☆

Posted by 佐藤麻衣 at 2008年12月16日 02:17
そうですね。
私は一番いやなのは、親は相手がどんな人かと分かろうとしなく、給料、外見、学歴などだけで判断して、反対することです。学歴などだけで「だめなやつだ 」と判断するのは相手にとってはひどいことですよね。そして、自分も納得できない・・・と思います。
私の考えは佳邦くんと同じ :やっぱり ”自分が好きな人と結婚したい。例えそれが不幸の始まりになるとしても、自分の決断だから後悔はない ”。

どこかで読んだ話ですが、ある母親は、昔、今の夫の親に「貧しい」と言う理由で結婚に反対されたことがありました。で、その母親は、今「貧しい」と言う理由で、娘の相手に反対しています。その母親こそ、反対された子供の気持ちが一番分かるのに、何で???とよく分かりません。やっぱり、親達はいろいろ考えがあるでしょうね。

佳邦くんへ:私は山ピーが歌ったラップのところが好きです ♪ ですからForeverやSnow Epress などが好きです。(山ピーが歌ったラップのところが多い曲だからね (笑))

マイマイちゃんへ :ありがとうね〜 ☆ 母ちゃんに伝えておく ^^
Posted by Thaoちゃん at 2008年12月16日 22:57
すごく考えさせられる内容ですね。
 僕は昔、好きな女の子のためにダイエットをしたり、学校の成績も50点くらいから90点くらいになるように勉強をがんばったり、アルバイトでお金を貯めて、美容院に行ったりしましたが、結局付き合うことはできませんでした。理由はとても簡単です。彼女が僕のことを好きでなかったからです。
 お互いが相手のことを好きということはとても大切で幸せなことだと思います。
 だから、二人で親に認められるようにがんばってもらいたいです。
 
 
Posted by nguoi Nhat at 2008年12月18日 14:28
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